<どんぐりこ日記>第4回  「 水遊び」8月31日 №2

・・・№2です・・・

小学生の娘は大いに悔しがり、
そこから何度も何度も
草の下をゴソゴソして・・・
シマドジョウかな?を捕まえてました!


その後、数匹捕まえてました。

それを見守っていてくれていたのは、
私ではなく、
他のお母さんでした。

その間、私は
レジャーシートのところに戻り、
年中の女の子がお母さんに
魚を見せに行くのに付き添い、
その後息子の石のダムづくりを
一緒にしていました。


親がいなくとも

娘はやりたいことを
じっくりと時間をかけて楽しみ
その間は
試行錯誤しながら
魚捕りをしていたのでしょう。

娘のところに戻ってきたら、
すっかりアミさばきが上達していました。

娘に付き合ってくれていたお母さんに大感謝です!



さて、レジャーシートのところでは、
捕った魚を水槽に入れ、
小さな水族館ができました。
ここでは、年少の男の子が
しばらく魚を眺めたり
つついてみたりしていたようです。
それを見守っていたのも、
その子のお母さんではないお母さん。
どんな言葉をかけながら
過ごしたでしょうか?(^-^)


お母さん同士が
お互い様の気持ちで
こどもを見合えたことで、
こどもたちはじっくりと
やりたいことに没頭できました。

やりたいときに
やりたいことを存分にできる時間。
その時間の中で、
自分で工夫したり考えたり・・・
心が揺さぶられたり・・・

それが
心の糧となっていくと思います。

そんな時間がもてたこと。

本当に嬉しかったです。




さて、魚捕りが大いに盛り上がっている間、
川辺の草むらでは、
クモがトンボを捕まえていたり、


アゲハの幼虫がお食事中だったり

 たくさんの命に出会えました。



そして、終わりの会のため、
草笛をしながらレジャーシートに戻ると、

・・・ただならぬ雰囲気・・・。


「さかなが パクパクしてる・・・」と

苦しそうな様子の魚を
心配し、
小学生の娘は
川から水を汲んで
二つの水槽の水を増やしたりと
別の容器に移したり、

自分で考え行動していました。


・・残念ながら、
がんばってはみたものの
年中の女の子の魚は
かたくなってしまいました。


何度も何度もアミを使って、
ようやく捕まえた魚。
嬉しくてうれしくて、
お母さんに見せたくて、
こわかった細い道も頑張って通りました。
その魚が動かなくなり、
ただただ悲しく、
涙が出ていました。


動かなくなった魚を逃がしてあげたら?と
小学生の娘は訴え続けます。
「かわいそうだよ」
「逃がしてあげなよ」

でも、それは絶対に嫌。

そんな思いに、
娘も
「魚がかわいそう」と
落ち込んでいます。

しばらく周りの大人も
待ちましたが、
逃がすのは嫌。

そうですよね。
捕まえて嬉しかったですもの。


またしばらく待って、
絵本を読み、
簡単な終わりの会をしました。
お母さんの手から
思いが伝わってくるようです。


その後、
着替えをしたり荷物を車に積んだりしていると
沈んでいた気持ちが少し落ち着き、
年中の女の子の笑顔が
見られるようになりました。


そして、動かなくなった魚を逃がすことに。
最初は触れなかった魚を
自分の手から逃がし
容器の水も
自分で川に帰しました。


後々、
女の子のお母さんから
「本当はパパに見せたかった」
という思いが
あったようだと聞きました。
その思いから、
「死んでいても持って帰った方が
本人が納得したのかな?」と
お母さんは
モヤモヤが残っているとのことでした。

また、
「あの場で命の扱い方を学んで欲しいと思い、
つい魚がかわいそうだから逃がしなさいと
誘導してしまった
いた気がします。
(中略)
でも普段だったら
早くしなさいとかいい加減にしなさいとか
言ってしまうところを、
どんぐりこのみなさんのおかげで
じっくりと時間をかけて
対話できたのはよかったかな?と
思います。」
との感想をいただきました。




魚の「命」から
大人もこどもも
それぞれが何かを感じ
その思いからとった行動は
どれも間違いないと思います。

だって
その時抱いた思い
その後に抱いた思いに
出会えるきっかけになったのだから。

「こどもを信じて待つ」の大人の思いと
こどもの姿から
大人たちが一緒に学べることができた
「どんぐりこ」だったと思います。


・・・まだまだ、反省ばかりなわたしですがね。


参加してくださったみなさま。
心を寄せてくださったみなさま。
ありがとうございました。





・・・最後に・・・
かわいい寝顔^^
別れ際に 
元気よく
バイバイをしてくれたのが
印象的でした。
ありがとう(^-^)


~また、あそぼうね!~



次回のどんぐりこは
9月14日(土)です。


詳しくは、詳細をみてください♬










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