<どんぐりこ日記>第9回 「 泉ヶ岳」1月25日(土)No.2

№1からのつづき…
https://dongurikonohibi.blogspot.com/2020/02/9-125no1.html

雪のある所について、
そり遊び開始!


☆年長の子は、
そりが大きかったのか、午後から初すべりだったからか
最初はうまくいかない自分にモヤモヤ。
手袋をしていなかったから
細い枝で手も切っちゃうし、
そりもわれちゃうしで、
しばらく休憩。
でも、そんな様子も見守っていると、
すべりたい様子。
小さめのそりで挑戦すると、
見よ!このすべり!

何度か挑戦し、
結局、坂の上から誰の力も借りずに
すべることができた最初の子は
年長の子でした。
その子の力を信じ、
うまくいかなかったときは
悔しさは共感するも、
その子のやり方を見守っていれば
子どもは自分で考えて
「より良く」していく力をもっています。
母もよくぞ見守ったね!
ママともシュー!


☆年中の子は、
そりの楽しさにすっかりはまっていました。

何度も何度も、木にぶつかりそうになったり
途中で転んだり、
後ろからきた次のそりとぶつかったり。
でもそんなときにも、
「きゃはは~」と笑い、
すぐにまた坂に上り、
楽しんでいました。
途中から、
大人がすべり初めで
そりを抑えるのを手伝うのも
やめてみました。

すると、すべりたい気持ちからか
工夫したり、年長の子のやり方をまねたり。
自分で考えて、失敗して…を何度かすると、

最後はひとりでも
すべれるようになっていました。

こちらはママと。



☆年少の子は、
坂を上がっていって、
自分のそりのひもの手を離して
そりがすべっていくのが
おもしろい。
のぼっては
自分の番になって
そりを離し
ニコニコしながら坂を下り、
そりを捕まえに行き…
また上る。
何度も何度も 繰り返す。

存分に楽しんだ後は、
雪を食べて(^^)ニコニコ。
塊の雪を嬉しそうにもつ姿が
あまりの可愛くて、
かりんシロップをかけてあげました。

大人だって楽しみました。
母もヒュー。
お父さんは
坂の下の木のそばに立っていてもらい
「最後の砦」として大活躍しました。
ありがとうございました。



☆1歳のぼくちんは、
ママにそりをひっぱってもらったり

雪にふれたり
楽しそう(^^)

眠かったであろう午前中の時間にも
ママとの遊びに
寝なかった1歳くんでしたが、
川辺で聞いた川の音で
スー―っと眠りに入ったと、
ママが驚いてました。




☆息子は
すべっている途中に
自分の足でかいた雪が
目や鼻にはいるのを防ぐために
最初は目や鼻を抑えながら
すべっていました。

何度も途中で転んだり、
片手ですべるのがこわかったのか、
いつの間にかひもを両手でもち
すべれるようになっていました。

手を枝で切ったことで
嫌がっていた手袋を自分からはめ、
最後まで楽しく雪遊びしていました。



さて、そり遊びですが、
そりがぶつかったり、
植物で手を切ったりなど
小さい負傷はありましたが、
子どもたちはその痛みよりも
楽しさに気持ちが向いていました。

そして、雪がないところでは地面の土で
汚れる子もいました。

でも、どんぐりこの大人たちは
ケガをするから「危ないからダメ」
「汚れるからダメ」
と、遊びを止めることはしてません。
「なんでそうなった?」と
いう声掛けはしますが。



そのため、
子どもたちは子どもたちのやりたいことを
存分に楽しめました。

汚れないように、けがをしないようにと
「やりたい」に制限をつけると、
その分様々な経験ができなくなるからです。

もちろん、
安全面での下見は欠かしませんし、
現場で気づいたことは
その場で大人たちでフォローしたり、
それを子どもが気づけるような言葉かけをしたりと、
安全面には配慮しています。


そんな環境の中で、
子どもたちは
自分で考え、自分で工夫して、試して、
うまくいって嬉しい…。
うまくいかなくて、悔しい、
でも、また挑戦…。
たくさん心で感じ、頭で考え、
子どもたちは
自分の「やりたい」の中で様々なこと感じていました。

もしも、
大人が
「危ないからダメだよ」
「汚れるからダメだよ」
と、止めていたら。
遊びにのめりこめていたかな?

そもそも、
誰にとっての、「ダメ」なのかな…?


もちろん、命にかかわることは
止めます。
また、周りの迷惑になることも。


でも、それ以外では
子どもが今の「やりたい」を
存分に楽しむことを見守る。
それが大人の役割と考えています。
でも、「放任」ではなく、
ねがいをもった「見守り」です。

…でも生活全般を「見守る」…
のともちょっと違う。

大人にだってやりたいことがあるし、
生活の時間もある。

そのときの状況によっては
子どもの心に心を沿わせることが
難しいときはあります。

そんな時は、
子どもの気持ちは受けとめますが、
行動は受けとめない。
子どもが一歩踏み出せるように
大人の気持ちも
こどもの心に寄せますが。


だからこそ、
子どもが子どもの「今やりたいこと」を
存分に楽しめるような時間を
どんぐりこでは
大切にしています。

士の中で、
見守る?声をかける?かかわる?…
周りの大人は
「うーーん。どうしよう」
と迷うと思います。

私も迷います。

その迷いを大人同士で共有出来たら
嬉しいです。

これからは、
「こんな時、迷ったんだよねー。
みんなならどうする?
私はこうしてみたんだけど~。」
という時間も
大切にしていきたいと思います(^^)



さてさて、
そろそろ絵本の時間。

2冊をまったりを読んで。

感想を聞いて。

そしたら、いつも恥ずかしくて言えない
息子が挙手をした!
母、嬉しいびっくり!
「ゆきあつめがたのしかった」とのこと。

そうそう、
絵本前からそりに
雪を集めて
スーパーのビニール袋2袋に入れてたね。
そして、さよならをした後は、

そりを引っ張りながら坂をのぼり、
家に持ち帰りました。


年中の子は、
「あと10回」と決め
そり遊びをママに付き合ってもらい、
帰路へ。




年少の子と、年長の子は
氷を見つけました。


みんな、
暖冬だけど、
冬ならではの遊びを
たくさん楽しめました~♬



今回も参加してくださった方、
心を寄せて下さった方、
ありがとうございました。

ちゃんちゃん♪

次回は

水の森で「むかっち博士」を招いて
渡り鳥について
楽しみたいと思います。



詳細はもう少々お待ちください。

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